発達療育士とは?

発達障害グレーゾーンの子どもさんから大人の方までの支援を行います。

「身近な方が一番の療育士であってほしい」

この願いを持って、保護者の方、そして子どもに接する全ての職業の方に「お互いが生きやすくなるため」の具体的スキルと物事の捉え方をお伝えしています。

ノウハウだけにとらわれず、一人一人を見つめ尊重し、その方に、ご家族に合ったやり方をスモールステップで提供する。そして、とことん並走していくのが「 発達療育士」です。

どれだけ本を読んでも、セミナーを受けてもいまいちどうしてよいかわからない。

特に発達障害グレーゾーンの場合、「その方自身をみる」ということが必要不可欠になってきます。

十人いたら十通り。

その一人一人に合った支援を考え実践していきます。

発達療育は、決して特別なことではなく、全ての人間に必要なことと考えています。

発達の土台を整えることで生きやすさに繋がります。

当たり前にこの知識を知っていただけるように、様々な場所で発信していくのも、「発達療育士」 の務めです。

「療育」とは、障害を持つ子供達が社会的に自立する事を目的としておこなわれる治療と保育・教育を意味します。が、当協会の発達療育士とは、発達の凹凸が見られる発達障害グレーゾーンの子供達の発達を支援する専門家を意味します。

自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍する児童生徒数は、平成 19 年度以降、 毎年約6,000 人ずつ増加しています。文部科学省の調査においても、児童の 10 人に 1 人は、何らかの障害を抱えている事が明らかになっています。全国の公立小中学校で、発達障害により「通級指導」(通常の学級に在籍して いながら個別的な特別支援教育を受けることの出来る制度)を受けている 児童・生徒は現在 9 万人を越えて、この 20 年の間に 7 倍以上も増加しています。

しかし、その増加に対して、行政・学校・家庭が十分に対応できている、とはいえません。専門家が圧倒的に不足してます。

当協会では、発達障害グレーゾーンにある子供の「保護者の方々」の悩みに寄り添い、専門知識の提供、家庭での接し方、発達の促し方について アドバイスをさせて頂くと共に、保護者の方々へのカウンセリング、並びにアドバイスをおこなえる人材を大幅に増加させる事を使命としています。

発達障害に対する正しい知識を持つ人が増えれば、子供達に対する理解も深まります。発達障害を持つ子供も、グレーゾーンの子供も生活しやすくなり、 二次被害を減少させ、保護者の方々の悩みやストレスの軽減も可能になると当協会では考えております。

一人で悩まず、まずはご相談ください。専門のカウンセラーがお話を伺います。保護者の方々の悩みやストレスが少しでも軽減される場が必要だと考えております。

そして、心理カウンセラー等の資格を持つ方々や、これから当分野で貢献したいと考える方も是非お問い合わせを頂けましたら幸いでございます。

発達療育士協会の目的

発達療育士協会では専門知識を身につけて、保護者の方々へのカウンセリングや講習会を開催し「発達障害グレーゾーンのお子さんの発達を促す手法を日本全国のお母さん達にお伝えしたい」と考えています。協会ではそうした認定アドバイザー・認定講師の育成も目的としております。

発達療育士を設立したきっかけ